鶴見大学歯学部同窓会神奈川県支部 平成27年度学術セミナー

　平成28年３月６日(日)に同窓会神奈川県支部総会の日に合わせて、神奈川県歯科医師会館５階にて午前10時35分から午後12時00分までの間、当支部学術主催の学術セミナーを開催しました。

　今回のテーマは｢口腔細菌感染症として歯内療法を考えよう：今、わかっていること、できること｣と題しまして鶴見大学歯学部付属病院・総合歯科２臨床教授の紅林　尚樹先生を招き、基礎的な歯内療法の話から最新の歯内治療の現状について講演していただきました。これまで私たちが教わってきた歯内療法についての内容と現在の最新の内容との比較から分かりやすくお話ししていただき、臨床医である一般会員から事前に寄せられたさまざまな質問にも講話の中で丁寧にお答えいただきました。また、紅林先生は同窓生(8期)でもあるため、医局(保存学教室)時代の裏話や懐かしいお話など織り交ぜ時間の経過を忘れてしまうほどの楽しくかつ臨床的に役に立つ講演でした。

　講話に対して会場からは、参加された先生方よりさまざまな質問もあり(交互洗浄に用いる薬剤ついてやＭＴＡセメントについてなど)活発な質疑応答がみられ、明日から実践することのできるとても有意義な講演であったと思われました。その後の懇親会でも紅林先生に対し、参加した先生方から気軽に多くのことについて楽しく議論が交わされるなど盛況のうちに無事終了いたしました。


記事　学術／関　　龍彦
写真　広報／加藤　道夫

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