第13回鶴見大学同窓会論文賞報告

　平成28年2月20日(土)午後6時00分より、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル1階「シルク」において、鶴見大学歯学部同窓会懇話会が開催されるとともに、第13回鶴見大学歯学部同窓会論文賞の授与式が執り行われた。
　論文賞の選考は、鶴見大学歯学部同窓会論文賞規約および運営規則に従って、小林 馨歯学部長に推薦された本学歯学部の4名の教授 (基礎系教授2名、臨床系教授2名）と同窓会役員5名で編成された同窓会論文賞委員会により行われた。各教授から選考基準に則った採点･評価報告が出された後、それを基にして、選考委員会において総合的かつ厳正な審議がなされた。その結果、論文賞には梅木大輔先生(27期: 歯科矯正学講座)、田所　晋先生(33期: 口腔内科学講座)、論文奨励賞には石川佳和先生(11期: 医療法人愛和会桜川歯科医院 理事長)、梶山創太郞先生(35期: 歯周病学講座)が推薦され、平成27年10月8日(木)に行われた全国理事会において承認された。
梅木先生の論文はステロイドミオパチーの発症メカニズムと CBのステロイドミオパチーの治療薬としての可能性を検討した研究、田所先生の論文はレプチンの低用量かつ局所単回投与による創傷治癒促進の可否および皮膚創傷治癒におけるレプチンのメカニズムを検討した研究、石川先生の論文は抗生剤とサプリメントを使用した新しい歯周病治療法を考案した研究、梶山先生の論文はヒト臍帯動静脈周囲の幹細胞の骨再生に繋がる研究であった。これらの研究は、医学・歯科医学に対する貢献度や将来の発展性が高いと評価された。
授与式では、授賞された先生方に青山繁同窓会長代理より表彰状ならびに記念品が授与され、授賞された先生方から関係者への感謝、授賞の喜び、今後の研究に対する熱い思いが語られた。

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  梅木大輔先生(27期)
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  田所　晋先生(33期)
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  石川佳和先生(11期)
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  梶山創太郞先生(35期)