鶴見通信(令和5年1月号)
新年のご挨拶
同窓生の皆様、明けましておめでとうございます.昨年もコロナに翻弄されましたが、徐々に色々な制約が撤廃されコロナ前の日常生活に戻りつつあります.
令和5年こそ良い年になってくれることを祈ります.
さて、鶴見大学では「歯学部創立50周年記念式典」が昨年、2年遅れで挙行されました.コロナのために記念祝典は自粛とのことで、大久保歯学部長より代わりとして同窓会主体で同窓生が集まる前夜祭の開催を打診されました.役員間で検討の結果、この機会に鶴見大学と同窓会が車の両輪となれるよう協力しようではないか!と引き受けることに決め、2021年に活躍した「ホームカミングデー実行委員会」が中心となって企画をして準備を進めました.
令和4年11月19日(土)、18時より日本橋高島屋三井ビルディングの最上階を会場とし、会費制で各期の同窓生70名にお集まりいただきました.
~この会場は、晴天下にはレインボーブリッジ、東京タワーなどが見渡せる眺望の素晴らしい場所です~3年ぶりの対面でのイベント開催に大いに盛り上がり楽しいひと時を過ごしました.また当日はそれに先立ち16時から同ビル内で『花村典之先生を偲ぶ会』をクラウンブリッジ補綴学講座同門会(大熊 活実先生)と剣紫会(青山 繫先生)が世話人となり同窓会で開催いたしました.福島 俊士名誉教授、細井 紀雄名誉教授、同門会の青木 保之先生、花村先生のご家族を中心に、準備した椅子に座れないほどの同窓生が集まり、恩師の追悼と思い出話に浸ることができました.
翌11月20日(日)、13時より鶴見大学記念館・記念ホールで鶴見大学歯学部創立50周年記念式典・記念講演会が大学主催で執り行われ、来賓として祝辞を述べさせていただきました.「歯学部50周年の歩み」の写真が流れ、簡素ながら実のある式典・講演会でした.
大本山總持寺の方では、昨年は皆様の信徒代表として9月に慶弔会江川辰三猊下の二日間にわたる荼毘式および10月には石附周行禅師様の晋山式に参列しました.(様子はYouTubeで配信中)また総持学園の方では、渡辺 啓司理事長とは大学再興にかける思いを同じくし、昨年は日本歯科大学理事長・中原 泉先生とお引き合わせし、今年は福岡学園理事長・水田 祥代先生とお引き合わせするなど、対外的なつながりを構築しているところです.
本年も最終目標である歯科医師国家試験を多くの卒業生が無事に突破できるように、大久保歯学部長の後ろ盾になり、また学生を護り愛情深く育てている教職員の皆様の努力が報われますように『鶴見大学が再び社会的に評価される大学に!』同窓会として強力にサポートしてまいります.
皆様が笑顔になって対面が果たせますことを祈念して会長挨拶といたします.本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます.
会長 竹内 千惠
〇歯学部長へ国家試験合格祈願のお札贈呈
昨年10月頃に総持学園・渡辺啓司理事長とお話しする機会があり、会報誌に亀戸天神の合格祈願の御札を大久保歯学部長へお渡している掲載写真をご覧になり、『来年の合格祈願は大本山總持寺から祈祷をします!』とのお言葉を頂きました.
2023年、石附周行禅師様による年賀祈祷は、元日0時から始まる一回だけとの事で、12月31日大晦日の午後11時半に太祖堂に向かいました.私一人だけでは足元がおぼつかないので大久保歯学部長にも来ていただき、2人で厳かな中での石附禅師様のご祈祷を受けました.ご祈禱の間は第116回歯科医師国家試験の受験生の事を思い、全員が合格を勝ち取れる事だけを願い1時間に及ぶご祈祷が終わり、約80センチ大の特大の祈祷札と大黒尊天のお守り像を授かり帰宅いたしました.年明け1月12日(木)に年頭あいさつのために大久保教授室にお邪魔して、合格祈祷のお札と大黒様のお守り像をお渡しいたしました.
☆☆☆☆お知らせ☆☆☆☆
◆ホームカミングデー実行委員会からのお知らせ
~第28報~
明けましておめでとうございます.
本年もよろしくお願いいたします.
2022年はホームカミングデー委員会の事業にご理解いただき、また、ご参加いただきありがとうございました.2023年もよろしくお願いいたします.
今後、ホームカミングデー委員会は本年秋開催予定の「2023年ホームカミングデー」に向けて鋭意準備をしています.具体的な開催予定が決まりましたら、お知らせいたしますのでよろしくお願いいたします.
同窓会は「親睦」が最も重要な役割の一つです.「Web」であっても同窓会会員の皆様と繋がって親睦が図れると信じています.何もないところからは何も生まれません.「2021年ホームカミングデー」は会員の皆様の健康と確実に開催される事を考えて「Web」を選択し、「ホームカミングデー」を開催出来たことは、次の世代への1つの歴史となりました.その歴史の1ページを「ホームカミングデーライブラリー」として暫くホームページの中においておくことになりました.支部会員、同期会員の皆様にもお知らせして頂き、ぜひ皆様でご覧ください.また、1度見た方でも2度目3度目を見て楽しんでいるという話もよく聞きます.
21コンテンツ
<挨拶>
1.鶴見大学歯学部同窓会 会長 竹内千惠(3期)
「おかえりなさい! 鶴見の丘へ」
2.鶴見大学・短期大学部 学長 中根正賢
歯学部の未来へ向けて
3.鶴見大学歯学部 歯学部長 大久保力廣(11期)
大学の現状と今後の展望
4.鶴見大学歯学部附属病院 病院長 五味一博(6期)
歯学部附属病院の現状
<恩師インタビュー>
5.鶴見大学 名誉教授 瀬戸晥一先生
(インタビュアー: 日髙常任理事)
6.鶴見大学 名誉教授 細井紀雄先生
(インタビュアー: 森専務理事)
<学術講演会>
7.口腔機能診療科 学内教授 中川洋一先生(5期)
「舌に関するあれこれ」
8.東京都開業 三浦弘美先生(14期)
「訪問歯科診療の実例と取り組み」
9.有床義歯補綴学講座 学内講師 新保秀仁先生(28期)「デンチャースペ-スを考慮した有床義歯補綴治療
~発音を利用するピエゾグラフィ-について~」
10.有床義歯補綴学講座 学内講師 新保秀仁先生(28期)
「有床義歯分野における3Dプリンタの活用」
<講座探訪>
11.口腔微生物学講座 学内教授 大島朋子先生(12期)
12.保存修復学講座 教 授 山本雄嗣先生(14期)
<支部情報>
13.北海道支部 14.岩手県支部 15.千葉県支部
16.東京都支部 17.大阪支部 18.九州支部
<最近の鶴見情報>
19.大学最新情報
20.最新の鶴見の街散歩
21.全国の同窓の皆様にご挨拶
今後ともぜひ、多くの会員の皆様に「ホームページ会員登録」をお願いし、視聴していただきたいと考えています.そして、ホームカミングデーだけではなく、ホームページでは会員の皆様の役に立つ情報を随時更新していますので、お役立てください.また、ホームページの会員登録を簡単にできるように、見やすく大きな会員登録専用のアイコンを作りました.
最後に、新型コロナウイルス感染症蔓延の状況下に於いても、更に親睦を深めることで希望に繋げたいと思います.
◆医療管理部門からのお知らせ
①「令和3年度における保健医療機関等の指導・鑑査等の実施状況について」(厚生労働省 令和5年1月17日)
https://www.mhlw.go.jp/content/001040560.pdf
令和3年度は、コロナの影響がほぼなくなり、実施件数が大幅に増加している.
②令和4年医薬品価格調査(薬価調査)の速報値
(中医協資料 令和4年12月2日)
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001019068.pdf
歯科用薬品の乖離率(かいりりつ)は-4.3%、歯科用局所麻酔薬の平均乖離率は-10.5%
歯科のみがマイナス値.歯科用薬剤の平均乖離率がマイナスであることは、歯科医療機関が薬価よりも高い価格で医薬品購入している「逆ザヤ」状態であることを示唆している.
③新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応 (厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00003.html
④新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者向け) (厚生労働省 令和4年12月14日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00018.html
医療従事者が業務中に感染した場合、また、症状持続により休養・休業が必要な場合労災保険給付対象となる.
⑤カロナ-ル添付文書の「重大な副作用」の項目に「薬剤性過敏症症候群」が追記された.
(あゆみ製薬:カロナ-ル使用上の注意改訂のお知らせより 2023年1月)
https://www.ayumi-pharma.com/upd/med/doc/211/Calonal_info2301.pdf
⑥2023年4月以降の返戻レセプトの再請求について
・電子情報処理組織等を用いた費用の請求等に関する取り扱いについて
(厚生労働省保健医療介護連携政策課 令和5年1月23日)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001042816.pdf
返戻再請求及び再審査申出のオンライン化に関する
Q&Aの送付について(その2)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001042814.pdf
・現在オンライン請求をしている医療機関は、返戻レセプトが紙媒体とデ-タの両方で送られている場合、どちらからでも再請求が可能ですが、2023年4月からは全てデ-タで再請求(オンライン再請求)することとなります.
・厚労省より、やむを得ない場合に経過処置をもうける内容の通知が出されましたので報告いたします.
4月までにシステム改修が間に合わない場合、9月までに完了できれば問題ないとのこと.
・令和6年9月末に紙返戻及び上記の「やむを得ない場合の必要な対応」廃止予定.
⑦高校生等医療費助成制度(まる青(あお))
(東京都福祉保健局)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/josei/maruao.html
・令和5年4月から、東京都内の市区町村で高校生等医療費助成制度が開始される.
・負担者番号により、通院時の一部負担金の有無が異なる.
・市区町村により負担金のない自治体もあるため、ご確認ください.
☆第9回 理事会summary☆
協議事項
(1)懇話会開催について
(2)本年度収支中間報告と来年度予算・事業計画について
(3)48期生入会式・記念品について
(4)大学連携推進部門の「48期6年生へのアンケート」について
(5)国試支援先生方の宿泊費用について
(6)47期生同期会について
(7)その他
詳細は同窓会HP「会員ページ」をご覧ください.
47-1会報 広告募集のお願い
https://www.tsurumi.gr.jp/contfile/6e/63c4e92b60a6e-1.pdf
本年夏発刊予定の会報に、皆様が取引されている優良企業様に広告掲載をお願いいたしたく存じます.昨今の会費納入率の低下にて、会務運営が厳しくなっております.広報委員会として会報製作等の費用軽減を考えております.ご協力の程、よろしくおねがいいたします.
2022年度鶴見大学歯学部同窓会
ポストグラデュエートコース(PGC)について
「緊急告知!!デジタル時代が本格的に到来しました!」
■第101回ポストグラデュエートコースのご案内
演題:デジタルテクノロジーによるインプラント診療の効率化
講師:小久保裕司 先生
鶴見大学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座学内教授
鶴見大学歯学部附属病院口腔顎顔面インプラント科科長
河村 昇 先生
鶴見大学歯学部歯科技工研修科講師
鶴見大学歯学部附属病院中央技工室主任
日時:2023年2月9日 19:00〜20:30
開催方式:WEB講習会形式
受講料:無料
申し込み方法:下記メールアドレスに視聴希望とお送りください.
後日招待メールをお送りいたします.
Eメールアドレス(PGC) : pgcinfo@tsurumi.gr.jp
CAD/CAMによる各種修復材料が保険収載されCT、IOS(Intraoral Scanner)やModel Scannerなどを含めたDigital Dentistryと総称される治療が広まってきました.修復方法によってはまだ解決しなくてはいけない問題もありますが、コンピュータを利用した歯科治療を避けて臨床を行えない時代も近いと考えられます.今回はDigital Dentistryと最も相性の良いインプラント治療に関して解説して頂き、Digital Dentistryの概要を学ぶ第1歩として企画いたしました.
鶴見大学歯学部同窓会学術委員会
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TEL:045-581-1080 FAX:045-582-8929
2023年12月号
2023年12月28日(木)掲載
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2023年11月号
2023年11月30日(木)掲載
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2023年10月号
2023年10月31日(火)掲載
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2023年9月号
2023年9月29日(金)掲載
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2023年8月号
2023年8月31日(木)掲載
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