第79回ＰＧＣ開催報告

　第79回PGC「ノンクラスプデンチャーを上手に臨床応用するために」が3月6日（日）午前10時から午後1時まで、鶴見大学会館2階サブホールにて開催された。鶴見大学歯学部歯科補綴学第一講座より大久保力廣教授をお迎えし、ご講演いただいた。受講生は89名であった。

　ノンクラスプデンチャーの日本と欧米での歴史、歯科補綴学第一講座での実験データーからも明らかになった科学的性質について説明をいただいた。また、ノンクラスプデンチャーの長所と短所の紹介と解説、そして作製法について動画を用いての説明があった。

　ノンクラスプデンチャーの適応を考えるに当たって、PDの設計原則について“長寿義歯に学ぶ“という視点から分かり易く解説をいただいた。壊れない（破損しない）、動かない（適合の良い）、汚れない（支台歯の障害がない）というこの3点を守ることが残存歯を守り、長期義歯へと導く！という理念の基に①義歯の破折を防止する設計、②義歯の安定を図る設計、③衛生的義歯の設計についての説明があった。

　　　　　　　　　　　　

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  講演をされる大久保教授
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  受講の様子
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  質疑応答の様子
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  修了賞授与
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  感謝状贈呈