平成30年度 広島県支部 定時総会及び学術講演会

２月１６日（土）「ANAクラウンプラザホテル　カメリア」にて会員21名の出席で、標記会合が開催された。
　総会は、午後５時より紙谷寛氏（１４期生）を議長に山城啓文専務理事（２１期生）の司会進行で始まった。松原博久支部長（５期生）の挨拶のあと、桑原一通総務会計理事（２３期生）からの会計報告、平成３１年度事業計画案の承認、平成３１年度会計収支案の承認とスムーズに進行され、上手敬之副支部長（５期生）の閉会の辞で終了した。
　午後６時から、池田豊学術部理事（１８期生）を座長とし　小田恵子学術部理事（５期生）の挨拶のあと　山口県周南市で開業されている表川実哉（おもかわじつや）先生を講師にお迎えして学術講演会が開かれた。
先生は　九州歯科大学出身で日本歯科東洋医学会の常任理事、認定医、指導医をされている。また山口県高等歯科衛生士学校では、舌から読み解かれる全身状態の推察など　学生に講義されている。
今回は我々にもわかりやすいように、『漢方薬の手始め！』という演題で講演いただいた。基礎として漢方の定義、生薬の分類から始まり、症状に合わせた漢方薬の説明、西洋薬との違いなど分かりやすく講演は進められた。講演の途中には、半夏寫心湯の試飲も行われ漢方薬を身近に感じた。「日常に漢方薬を取り入れた健康管理を　まずは自分に、そして家族に。」という表川実哉先生の言葉が心に残った。瞬く間に時間は過ぎ　井上廣顧問（５期生）の謝辞で講演会は終わった。
　同会場で　集合写真の撮影のあと懇親会が行われた。松原博久支部長が、石井みどり先生（１期生）の初めての広島県支部懇親会出席について述べた後、参議院議員石井みどり先生の挨拶があった。先生は議員生活12年間での同窓会員の協力に関してお礼を述べられた。この後　金子昌平顧問（５期生）の乾杯の音頭で和やかな宴は始まった。石井みどり先生、表川実哉先生には多くの会員が質問に訪れ、両者とも快く、応答してくださった。
午後10時、平田史朗副支部長（6期生）の閉会の辞で会は終了した。

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