鶴見通信(令和4年3月号)
○本学卒業式・歯学部62名が巣立つ
3月14日(月)11時より、大学記念館・記念ホールにて歯学部卒業証書・歯学研究科学位記授与式が行われ、本会より、竹内会長が出席した.大久保力廣歯学部長(11期:有床義歯補綴学講座教授)による卒業証書・学位記授与の後短い祝福の挨拶があり、記念品が贈呈された.本年度卒業生の学術奨励賞・各賞は次の通り.
(敬称略)
【第47回長尾学術奨励賞受賞者】 小林永佳
【第33回石川学術奨励賞受賞者】 丹尾望路
高田 輝
【ADMスチューデント・アワード】 丸山人嗣
【デンツプライシロナ株式会社】
デンツプライシロナ・スチューデント・アワード
松原 廉
【株式会社モリタ】
モリタ補綴学賞 楠元宗一郎
【ノーベルバイオケア社】
ノーベルバイオケア賞 尚原弘治
【朝日レントゲン工業株式会社】
Rontgen(レントゲン)Award 糠信亮太
日本小児歯科学会学部学生優秀賞 小太刀美桜
【ストローマン・ジャパン株式会社】
Straumann(ストローマン)Award 小口瑛弘
○竹内会長が總持寺副貫首就任の御祝い会に出席
3月9日(水)10時30分に大本山總持寺三門にて新副貫首 盛田正孝老師を渡辺啓司監院老師一同がお迎えし、行列にて僧堂入堂し掛塔式のあと、11時20分から太祖堂にて石附貫首猊下以下干与者全員でお迎えし、就任式が静寂の中で厳かに執り行われた.続いて太祖堂正面にて記念撮影が行われ、13時30分に無事に終了した.
○第115回歯科医師国家試験合格発表について
3月16日(水)厚生労働省から第115回歯科医師国家試験の合格発表がなされた.出願者数3,667人、受験者数3,198人、合格者数1,969人、合格率61.6%であった.私立大学別合格者状況で鶴見大学歯学部は出願者数201人、受験者数157人、合格者数79人、合格率50.3%であった.
○学内支部講演会に竹内会長が講演する
3月17日(木)17時30分より、大学記念館第3講堂にて学内支部会が開かれ、所属する同窓の先生方が、大久保力廣歯学部長の声掛けでほぼ全員参加された.この取り組みの目的は、歯学部の起死回生を目指し学内支部同窓生が今後どのような方向に向けて一致団結する事ができるのか、同窓教職員の士気を高めるために初めて行われた.山口博康支部長(11期:総合歯科2学内教授)の司会進行により開会され、まず竹内会長が鶴見大学歯学部を強くするために、同窓の教授を一人でも多く輩出する事、教育に対して情熱を持った有能な人材を一人でも多く残し、その先生方の正しい評価と報酬などのインセンティブを与えること、女性の先生方が働きやすい環境を整えることは有能な人材が男女問わず残りやすくなること等を解説したうえで、今回変わった総持学園理事長へも上記の内容は伝えてあることを講演された.続いて大久保歯学部長からは学内の同窓生の士気を高め、より一層の意識改革により「Student First」の教育を主軸とした体制が必ず一体となって実現されると鼓舞された.その後、小林 馨教授(5期:口腔顔面放射線・画像診断学)下田信治教授(5期:口腔解剖学)五味一博教授(6期:歯周病学)細矢哲康教授(7期:歯内療法学)小川 匠教授(14期:Cr-Br補綴学)山本雄嗣教授(14期:保存修復学)から士気を高めるエールが贈られた.
○第19回鶴見大学歯学部同窓会論文賞授与式開催
3月24日(木)17時より大学会館第3会議室において、大久保力廣歯学部長をお迎えし、役員24名のもと、鶴見大学歯学部同窓会論文賞・論文奨励賞授与式が開催された.例年は2月に開催している歯学部同窓会懇話会で行われていたが、今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、規模を縮小して執り行われた.森専務理事の司会進行により、別部副会長による選考経過報告の後、竹内会長より論文賞が梶山創太郎先生(35期)、論文奨励賞が糸日谷洋大先生(36期)、山下万美子先生 (42期)に授与された.竹内会長と大久保力廣歯学部長より受賞者にお祝いと今後の活躍を期待する激励の言葉が贈られ、受賞者より受賞の喜びと今後の抱負が語られた.
〇鶴見大学歯学部附属病院臨床研修医に竹内会長が講義
3月25日(金)17時より大学記念館記念ホールにて竹内会長が講義を行った.その対象は今年3月で鶴見大学歯学部附属病院での研修を終える研修医である.講義は、『これからの歯科医師の働き方』と題するものであった.現状では歯科医師の約8割が開業医や歯科診療室に従事し、残り2割が病院や歯科医育機関などに勤務であるが、超高齢社会では訪問診療などが増加していくので、病院や施設で勤務する歯科医師や行政機関などで働く歯科医師の割合が増えていき、歯科医師の働き方がこれからは大きく変化してくるであろうこと、そして歯科界のパイが拡大されるであろうこと、そのような変化に備えて、将来どのような歯科医師になるのか?なりたいのか?をしっかり見定めて進路を決めて欲しい.そのためにも人脈の宝庫である同窓会を相談窓口として活用して欲しいことなど、「鶴見大学歯学部同窓会のしおり」を資料として同窓会の仕組み、活動内容を中心に説明した.地元に帰ったときや開業時には必ず同窓会を通じて各地区の支部に連絡をして連携を取るように、同窓生が困ったときに最後まで応援するのは同窓会であると力説された.約50名の研修医が出席し、皆熱心に聴講していた.大学からは山口博康学内教授(11期:総合歯科2)と本部の組織理事でもある野村高子先生(36期:総合歯科2)が出席した.
☆☆☆☆お知らせ☆☆☆☆
◆ホームカミングデー実行委員会からのお知らせ
~第17報~
3月下旬は例年よりも「早い桜の開花」があり、その翌日に「雪の降る寒い日」になったり、「三寒四温」とはいえ寒暖の差が激しい日々でした.4月になると街は「ペンキ」で塗ったように「緑の世界」が広がってきます.そして、桜に続いて、「チューリップ、カーネーション、クレマチス、芝桜、ハナミズキ」等、様々な花が咲き始めます.日差しは初夏に向かって眩しく、明るくなっていきます.
「新型コロナウイルス感染症」は2月をピークに「新規感染者数」は徐々に減少傾向にあり、「蔓延防止等重点措置」も解除されましたが、まだまだ新規感染者数は多く、油断することなく自分自身でも健康を守っていく必要があります.しかし、「Withコロナ」として新しい時代の新しい生き方を考えていかなくてはならない時期に来ています.
同窓会は「親睦」が最も重要な役割の一つです.「Web」であっても同窓会会員の皆様と繋がって親睦が図れると信じています.何もないところからは何も生まれません.今回は会員の皆様の健康と確実に開催される事を考えて「Web」を選択し、開催出来たことは、次の世代への1つの歴史となりました.
「ホームカミングデーオンデマンド配信」は延長になり、ホームページ会員登録をし、ホームカミングデーに参加される同窓の先生方は少しずつではありますが増加しています.更に、1度見た方でも2度目3度目を見て楽しんでいるという話もよく聞きます.最近、千葉県では視聴者が増加しており、私の周囲ですがとても評判がよく、拡散されています.また、21のコンテンツということもあり、ボリューム満点なので十分な時間を取ろうと、ホームカミングデーオンデマンド配信は今後も継続していく予定で考えています.そして、個人的には、コンテンツの追加アップなども視野に入れておりますので皆様のお力をお願いして、更にホームページへの会員登録を増やし、ホームカミングデーに参加される会員の皆様を増やしたいと考えています.各支部、各卒業期におかれましては「こまめな周知」にご協力お願いいたします.ホームページでも会員登録しやすいように、見やすく大きな会員登録専用のアイコンを作りました.
21コンテンツ
<挨拶>
1.鶴見大学歯学部同窓会 会長 竹内千惠(3期)
「おかえりなさい! 鶴見の丘へ」
2.鶴見大学・短期大学部 学長 中根正賢
歯学部の未来へ向けて
3.鶴見大学歯学部 歯学部長 大久保力廣(11期)
大学の現状と今後の展望
4.鶴見大学歯学部附属病院 病院長 五味一博(6期)
歯学部附属病院の現状
<恩師インタビュー>
5.鶴見大学 名誉教授 瀬戸晥一先生
(インタビュアー: 日髙常任理事)
6.鶴見大学 名誉教授 細井紀雄先生
(インタビュアー: 森専務理事)
<学術講演会>
7.口腔機能診療科 学内教授 中川洋一先生(5期)
「舌に関するあれこれ」
8.東京都開業 三浦弘美先生(14期)
「訪問歯科診療の実例と取り組み」
9.有床義歯補綴学講座 学内講師 新保秀仁先生(28期)
「デンチャースペ-スを考慮した有床義歯補綴治療
~発音を利用するピエゾグラフィ-について~」
10.有床義歯補綴学講座 学内講師 新保秀仁先生(28期)
「有床義歯分野における3Dプリンタの活用」
<講座探訪>
11.口腔微生物学講座 学内教授 大島朋子先生(12期)
12.保存修復学講座 教 授 山本雄嗣先生(14期)
<支部情報>
13.北海道支部 14.岩手県支部 15.千葉県支部
16.東京都支部 17.大阪支部 18.九州支部
<最近の鶴見情報>
19.大学最新情報
20.最新の鶴見の街散歩
21.全国の同窓の皆様にご挨拶
4月からは年度が替わり「ホームカミングデーオンデマンド配信」は「2021ホームカミングデーオンデマンド配信ライブラリー」として継続配信していきたいと担当者は考えていますので、よろしくご理解のほどお願いいたします.
今後ともぜひ、多くの会員の皆様に「ホームページ会員登録」をお願いし、視聴していただきたいと考えています.そして、ホームカミングデーだけではなく、ホームページでは会員の皆様の役に立つ情報を随時更新していますので、お役立てください.
また、2022年11月20日日曜日に開催が延期された、鶴見大学歯学部創立50周年記念事業への支援についても協力していきますので、同窓会会員の皆様のご理解ご協力よろしくお願いいたします.
最後に、新型コロナウイルス感染症蔓延の状況下に於いても、更に親睦を深めることで希望に繋げたいと思います.
◆医療管理部門からのお知らせ
○令和4年度診療報酬改定の概要(歯科)
(厚生労働省保険局医療課・You Tube解説)
https://youtu.be/QRvfDkrZd40
○社会保険歯科診療報酬点数早見表(日本歯科医師会)
https://homepage.spda-info.net/insurance/pdf/tsuuchi/R04_tensu202204.pdf?muclkid=be5f42c1a60111ec944a687e8f152c8e
☆第11回理事会summary☆
協議事項
(1)第69回評議員会(会長・監事選挙)について
(2) 2022年事業計画ならびに予算について
(3) 来年度の自習室アドバイザー待機について
(4) その他
・共済金給付申請について
・国試陣中見舞い同窓会対応について
詳細は同窓会HP「会員ページ」をご覧ください.
◆第20回鶴見大学歯学部同窓会論文賞
論文募集のお知らせ
応募論文:既発表の英語論文1編、
印刷中の論文も可.(過去3年以内)
但し一度応募した論文の再申請は不可.
募集期間:2022年4月1日(金)~6月30日
発 表:2022年10月13日(木)(予定)
授 与 式:2023年2月4日(土)(予定)
歯学部同窓会懇話会にて
詳細は同窓会HPに掲載予定です.
◆同窓会HPでは・・・
・学術PGC、研修会、本部・支部・同期会の活動等の情報
・医療政策や社会保険情報、給付金情報、ワクチン情報の配信
・セミナーへの参加など皆様のお役に立つ情報をお知らせしております.
※まずは、アクセスして会員登録を!
同窓会HP会員登録方法
下記QRコードよりメールアドレス、パスワードご自分の姓(旧姓)名、期を入力してご登録ください.設定したメールアドレスに確認用メールが送信されてきます.
メール文中のURLをクリックされますと会員登録が完了します.
https://www.tsurumi.gr.jp/regist.php
◆セミナーの開催や既卒生のオンデマンド配信のために
事務局のICT化を進めております.
※お問合せ等は、同窓会事務局まで
TEL:045-581-1080 FAX:045-582-8929
2022年12月号
2022年12月28日(水)掲載
|
2022年11月号
2022年11月30日(水)掲載
|
2022年10月号
2022年10月31日(月)掲載
|
2022年9月号
2022年9月30日(金)掲載
|
2022年8月号
2022年8月31日(水)掲載
|